ドクターマセソン最新アトピー治療・共同臨床研究会 ニュースレターにご興味を持っていただいてありがとうございます。
自分が完治して16年、この活動をはじめて15年余り、アトピーアソシエイションジャパン活動を通して、アトピー患者さんとご家族の苦闘に向い合ってきました。
2011年はじめに、朝日新聞、読売新聞にアトピーの記事が連続で掲載され、11月にはNHKスペシャルで放映されました。内容は、体験者のみなさんも私も心身と人生体験そのもので知っていて怒りを隠すことはできませんでした。でも、現状の医療の説明モデルを糾弾しても何もはじまらないことを体験してきました。だいいち、当の患者さんたちには一ミリも有益にはならない、つらくなるだけだ。
一方、藁をもすがる患者さんを翻弄するアトピービジネスは、あいも変わらずネット上に溢れていることを知っています。
「この軟膏で様子を見て・・・」とその場をやり過ごすことで、先送りして、その後の難治化を構成していくと考えざるを得ない標準的医療そのものがアトピービジネスといえないのだろうかと、患者のナラティブ(ニーズの物語り)を15年聞いてきておもうのです。
いま、この情報を必要な患者さんらの選択肢の一つになればと、続けます。
患者さんらが自ら高度な医学的治療を選択し、参加して回復していくプロセスを尊重し信じています。
また、克服することを通じて得た体験を互いにシェアしあうことはとても大切だと思っています。このプロセスによるつながりは、
いま、さまざまな困難を抱えておられる人々に希望を与えるものと信じています。
日本においてアトピー医療がどんなに矛盾に満ちているとしても、患者さん、ご家族は自分らしく生きる意味を見いだせると私は信じています。
必要である方に渾身の情報が伝わることを祈ります。
マセソン医師の最新のアトピー治療とともに学んでいること、治療後の方には最新の情報ご案内などを当初は不定期での配信となるとおもいますが、
お読みいただいて、必要な方にシェアしていただければ幸いです。
また、私は、医療者、心理臨床家、他の専門職のみなさんの助けが必要です。お手紙や、ワークショップなどにて情報交換、シェアをさせていたければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
*アメリカのマセソン医師指導の元、最新アトピー治療についての臨床共同研究及びシェアの場としております。民間療法等や商品の勧誘などのアトピービジネスと一線を画しております。