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2010年03月24日

4,日本で混乱しているステロイド情報とは、、、?<4−3>

4,日本で混乱しているステロイド情報とは、、、?
<4−3>

日本型アトピー治療勉強会テキスト7

ドクターの資料から

*内服(注射及び飲み薬)の「ステロイド」は基本的に患者さんが
超ステロイドを長期間使用た後のリバウンド、炎症を押さえるため(短期間のみ=ショートバースト,これは治療ではなく原因をさぐりダメージを受けている皮膚を再起動させるために行うレスキューです。)に使用される以外は使用されません。

適切な使用での、内服(注射及び飲み薬)のコルティコステロイドは、安全にかゆみを止めて(痒い→かきむしる→もっと痒い)の悪循環を押さえアトピー性の炎症を押さえ、そして皮膚に回復の時間を与えます。それは皮膚を安定させる方向へ導きます。これらのコルティコステロイドは迅速に働き、皮膚の回復に伴い服薬量を減少させていきます。

深刻な副作用は長期に渡る内服のコルティコステロイドの継続的な使用でのみ起こります。副作用は序々蓄積し、身体の事実上すべてのシステムに支障もたらすかもしれません。
(日本での、体に浸透するタイプの塗り薬を長期に広範囲に使用すること、飲み薬を長期に処方することなどはアメリカでは決してされておらず、すでに論外の使い方のようです。補足 AA-J)

短い期間に使用される場合には(4週間未満のそれらは許容範囲であり)深刻な副作用は起こりません。医学に沿った適切な長さの期間、または定期での使用は体内に蓄積または、副作用は起こりません。

*内服(注射及び飲み薬)の「ステロイド」は基本的に患者さんが
超ステロイドを長期間使用た後のリバウンド、炎症を押さえるため(短期間のみ=ショートバースト,これは治療ではなく原因をさぐりダメージを受けている皮膚を再起動させるために行うレスキューです。)に使用される以外は使用されません。

アトピー性皮膚炎患者が炎症、かゆみ等の症状が低くなるにつれて
(または症状が内服(注射及び飲み薬)ステロイドを必要としない場合)内服(注射及び飲み薬)ステロイドの必要性は少なくなります。

私の過去20年間のアトピー性皮膚炎治療において、内服(注射及び飲み薬)ステロイドの適切な期間の使用での深刻な副用を経験した患者は皆無です。私は個々の患者に薬品服用させることにおいて、期間、安全のためのインターバル、分量、配合等、非常に注意をはらいます。

どのような効果的なツール(道具)でも、どのように適切に使うかを知っていることに安全のキーがあります。

これらの薬物は恐れる必要はないですが、適切な使用法が重要です。それらがアトピー性皮膚炎の治療においても重要なのです。
posted by AA-J at 18:32| ---勉強会テキスト