募集事項 2010年1月13日
治療後の方へ。時間を味方につけてセルフケアをキープしてください。定期的にスカイプ,電話で話し合うことはトリガー探しを助けます。連絡を続けてくださいね。
さて,2010年もなんとか活動継続の覚悟ができました。私は,“仕事を通して”,(日本型)アトピー性皮膚炎患者さんと彼らや彼らの家族を取り巻く,心理的社会的葛藤とその現実社会と向き合う(この現実とは,誤解されたり,伝えにくい事実と取り組むことなどが含まれます。)活動と研究をすすめていきます。
「アメリカの治療は,デルタゾンを飲ませるから,一時的は良くなるが,止めるとひどいリバウンドが起こる。結局ステロイド漬けだ。」という,おどろくべき日本型アトピー医療の説明モデルからの視点や誤解に関しては,毎年マセソン博士が,真摯にデータや臨床資料により私たちは学びを得ているので,
“その考えや臨床は,50年遅れ180度,間違っていて,だから患者さんは苦しむのだ”というようなアプローチはとらず,真実をオープンにすることを続けていこうと思います。
そして,アメリカではそれらの情報はすべてが開示されているし,どういうわけか日本では蓋をされている。その理由について調査研究するのは私の専門分野ではないし仕事の範囲ではない。その情報は日本では手に入りにくいが,必要な方には,AA-Jはルールに沿ってお手伝いをする。
AA-Jとして2010年の研究エリアは,
日本におけるアトピー患者は,長期間通院しているにもかかわらず普通に生活することに甚大な支障が伴うが,それは,患者さんの能力や適応力に問題があるのでしょうか?または,心理的な性格特徴や症状があるから,アトピー性皮膚炎は発症するのでしょうか?そして,
医者との関係性に問題が生じるから,患者さんは“標準治療”を挫折してしまうのでしょうか?
それとも,アトピー性皮膚炎症状が長期に続き難治化するために,心理的社会的葛藤が起こるのでしょうか?
医療従事者と患者の関係性が結局,患者に甚大なる支障を与えている事実をどのように実証したら良いのか。
私はこれらの臨床心理学的視点から
日本のアトピー患者の現状に,医師と患者の関係性に全くあたらしい文脈を書きだすことができる可能性を見いだしたいと考えています。賛同者,共同研究者を募集させていただきます。
1,事務処理ボランティア アンケート等のデータ入力
2,アメリカの治療前の心理検査,治療後の心理検査,インタビューを了解していただける患者さん。
3,各地方での患者の会,交流会をお手伝いしてくださるかた。
北海道,東北,北関東,名古屋,大阪,九州地域
4,アトピー性皮膚炎患者さんの臨床に携わる医師,医療従事者さま臨床心理家,心理カウンセラーなどでクライエントにアトピー性皮膚炎患者さんを持つ方
患者さんへの有意義な実践のために共同研究,コラボレーションをさせていただければと思います。メールなどでご連絡をいただけると助かります。

2010年04月01日
日本型アトピー研究 賛同者,共同研究者を募集させていただきます。
posted by AA-J at 16:25| ★アトピーアソシエイション