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2014年03月12日

3月15日土曜日 最新アトピーWS マセソン先生とスカイプ中継する内容

3月15日のワークショップ中に、スカイプでマセソン先生に登場して貰う予定で準備をすすめています。参加者の方に、わかりやすく有益である内容にするために、アメリカオフィスとミーティングを重ねております。

私は治療後15年ほどたってしまっていて、元患者といえども、患者さん、ご家族が「今、知りたい内容」「ほんとうに困っていること」などについて鈍感になっているのかもしれないので、治療後の方のスカイプカウンセリングなどでインタビューをさせていただいて学ばさせていただいております。
この時期になると毎年雑誌等特集が組まれますので、今回は、2月15日発売号の「週刊ダイヤモンド」〜アレルギー花粉症のウソ、ホント を読みながらマセソン先生に解説してもらう内容などを検討しています。
http://dw.diamond.ne.jp/category/special/2014-02-15


いや〜記事を読んでいるのですが、ほんと冷静に読めません!まあでも一般的な雑誌が現在の日本の状況をどのように捉えているか(捉えたいのか)はわかりましたが、。(雑誌が良くない、記事が良くないと主張しているのではありません)

何が私を冷静にさせないかというと、実際の患者さん、ご家族の人生における悲痛なナラティブが欠けているからだと思います。日本に私以上にアトピー患者さんのナラティブを聞いている大人がいるのでしょうか?(笑)それは冗談としても、「・・・花粉症を根治する、あるいは予防する医療は、日本国民の悲願だ。」という部分も冷静には読めません。
「イミュノセラピー、アレルギー免疫療法」が日本の標準医療機関でどうしてでできないのか、導入するにあたっての課題などを論じたほうが患者さんらの治療選択に建設的なのではないかと思いますが。

3月15日にドクターにスカイプしてもらう内容としては、とても基本的でベタですが、「ドクターマセソンの日本人アトピー患者治療のアウトライン」〜と今後の方向性(サイクロスポリン、リジェネロンなど)を抜粋して話してもらうのが良いのではと検討しています。
これまで、私が頂いている内容で、少し整理してそれをドクター見ていただいて補足や加筆や修正や、医学的なジャーナルの裏付けなど解説してもらうと良いのではと考えました。

これらの検討をするにあたって、私なりに立てた前提条件です。
1,日本の現状、標準治療を全面否定する意図はない。ナラティブアプローチの視点で学術的に新たな治療機会を開くことを論じたい
2,特定の民間治療を推奨、否定することはしない
3,患者、家族の健康・福利を第一とする
4,他の専門家らとのチームディスカッションをすすめる

ご意見やご感想をいただけると幸いです。



2013.11 新宿講演 ドクターマセソン

posted by AA-J at 15:51| Comment(0) | 「続・1%の奇跡」
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