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2015年12月09日

2,なぜアメリカの治療で治るのか?

日本型アトピー治療 勉強会テキスト3

「原因を特定できているからだと思う。」

ドクターの手紙から

アメリカのアトピー治療は患者の持っているバクテリアの種類と量を調べ、そのバクテリアを退治する適切なお薬を使い、皮膚を治療して、かゆみを完全に止めます。

◆アトピーの方は,
「ある種のバクテリアを体内に取り入れてしまう」特徴を持っていることが多いととドクターは言う。

◆アトピーの原因は,
1,バクテリア型 (典型的アトピー性皮膚炎)(と、たばこの影響)
2,空気のアレルギー
3,接触性アレルギー
4,ヘルペスなどのウイルスの影響
5,女性特有の湿疹など
6,感染症

などなど、患者さんそれぞれに原因があり、悪化させる引き金もそれぞれ違う。まず最初に全体の治療をして大火を消し、原因を特定し、そこを集中して治療します。

ドクターの手紙から
治療は両親、そして家族の病歴を聞くことからはじまります。
患者さんによってそれぞれ異なる、アトピーを引き起す要因を理解することがもっとも重要なのです。

1 病気にかかった年齢
2 その人、もしくは家族のアトピーの経歴
3 引き金となる要素
  a.感染
  b.間違った入浴や肌の潤わせ方
  c.肌を露出することからの刺激
  d.日焼けや発汗
  e.精神的ストレス
4 過去、そして現在の治療の再検討

過去、そして現在の治療の再検討、以前と現在の治療を見直すことは、特に今後リバウンドが起きた際に、その症状をコントロールする為にとても重要となります。アレルギー歴、職業、衣類、ペット、趣味などもすべて重要な情報です。

肌の検査はその人の体の概略を知る役割をします。肌タイプ、皮膚炎の分布状態、感染の形跡、引っかき傷の様子、これらすべてが引き金となる要素としての手掛かりを与えてくれるのです。

(日本型アトピー患者)患者さんには最初にコルチコルステロイド注射を初期の治療として行い、そして同時に内・外服用の抗生物質をバクテリアコントロールのために使用します。

適切なコルチゾン製品の使用法、そしてさらに患者さんには、スキンケア、かゆみをコントロールする医薬について、正しい睡眠、肌を清潔に滑らかにすることを学ぶことからはじめます。
posted by AA-J at 10:31| ---勉強会テキスト

2010年04月01日

アトピー治療への保険の活用

保険の活用
日本型アトピー治療勉強会テキスト12

ご自身で加入している民間保険を良く調べて、すこしでも適用させて費用負担を軽減できればと思います。

1,まずご自身の加入している民間保険をよくおしらべください。「病気で治療を受ける」、「入院する」,項目を
よくお読みになり、どのような書類を用意して、提出すればよいか確認してください。

2,会社にお勤めの方は就業規約等に記載されている,「病気治療が理由で入院」等について確認してください。

3,自営業の方は会社で入られてる保険と個人で入られてる保険を確認してください。休職の手当(病気治療、入院等で仕事を休んだ場合の給付金)に該当するケースもあります。

4,国民健康保険、社会保険等にも適用になるケースがあるとのことなのでご自身で社会保険事務所、市役所等でおたずねください。

5,年度末の高額医療控除を利用する。

*マセソン先生の日本型アトピー治療特別プログラムは,専門医による医療行為です。
*治療期間に滞在するケアホームは,ポートランド市に認定されている民間入院施設です。

これらの諸条件を活用されて,加入されている保険をご利用いただくことをおすすめしています。

posted by AA-J at 14:56| ---勉強会テキスト

2010年03月31日

アトピーを治して自分らしく生きてもいいのだ

日本型アトピー治療勉強会テキスト11

■「アトピーを治して自分らしく生きる」

カウンセリングでは患者さんみな悲痛な症状と人生経験を言葉にして、それをだれにも理解されていなくて孤独に苦しんでいることを訴えている。
いちばんつらいのは通っている医者に理解されない点だと思う。
10年まえのわたしもそうだった。

カウンセラーとして受動中立的な立場をとらなくてはいけないことは重々わかっているが,私は元患者でもあるために,同情してしまいこころの平静さを失うことも少なくない。でも,それはカウンセラーであるまえに人間だから無理もないことなのだと最近学んでいる。
「アトピーは適切な治療を必要としているたんに病気なのだ」
との博士の言葉が私に幾度となく勇気を与えます。

必要以上に落ち込んだり、自分をいじめたりする必要はないのだ。
私も日本では適切な治療ができなかった。
カウンセリングでお会いする患者さんと同じような経過をたどった。

自分自身が症状がつらく適切な助けが必要だということを自分自身で許してあげて認めることはつらい作業である。

なぜなら私たち日本型アトピー患者は,「症状がつらい」ことは“上手につきあっていく”ことに転換され構成されているので,“ないもの”として否認していかなければ行けない365日24時間を強いられているからだ。「標準治療」のしくみのもとに。

日本型アトピー患者のこころと身体は,誰にも言えない,“ないもの”とされている「苦しみ」とともに“上手につきあって”生き残らなければいけないからだ。365日24時間戦闘状態なのだ。

それは本人のせいではないと思うし私もそうだった。全身のヒフ以上に傷つくのもあたりまえで無理のないことだ。

一方で,私たちは、他の人にはない、センス、気持を持っているのだ、辛い目に遭ってきた人は、他人の痛みが理解できる、やさしくなることができるのだ。
 
私は治療後、自分らしさを見つける旅を見つけた。
治療後再就職をせずに自分でできることで収入を得ることを続けることにしたのだ。

この点については別の機会に書きたいと思うが、正直に少し書くと、アトピーが治った後,会社に再就職しなかったのは、もし万が一症状が戻ってしまったら再び会社への責任と自分との摩擦ができることが怖かったのだ。それで何があっても自分で責任が取れるような仕事の道を選んだ。
 
それが,「自分らしく生きる」ひとつの方向性であるように思えたのだ。

今では私はこの病気、闘病、治療完治、そしてその後の自分らしさを見つける旅(仕事)で学んだ事ははかりしれないと考えている。
 
私が自分の治療後、たくさんの患者さんにお会いして言えることは、アトピーの患者さんは皆さん優しく、感じやすく、才能があるということだ。
それらの点が、症状が辛い分、自分を傷つけていたり、自分を必要以上に責めている方もいた。
アトピーの方は、治してしまえば、その才能や個性をポジティブに発揮することができると信じています。

あなたはこれまでほんとうに良くがんばってきたのです。
「ないものにされている苦しさ」ではなく、適切な治療をすぐに必要としている「ほんとうのあなたの必要性」を感じていいのです。それは恥ずかしいことでも負けでもない。
ごくあたりまえの事なのです。


posted by AA-J at 12:44| ---勉強会テキスト

2010年03月30日

アトピー治療費用の本音と後悔

日本型アトピー治療勉強会テキスト10

■ 治療後、私が考えた費用と時間、ストレス、後悔

治療体験者としてのアドバイスを正直に書きます。アトピーは近代的な治療を必要としている単に病気でした。

“標準治療”を長い間続け,そして,挫折せざるを得ない体験をして,想像を絶する症状となることは,アトピーという病態そのものより患者に苦痛と精神的傷をもたらしたと今実感できます。(私は治療後10年経ちました)

それを私は「日本型アトピー」と名づけることにしました。
   それは,病気そのものより,リバウンド体験,民間療法などにお金を払い続ける体験,社会生活がまるで困難になる体験をまるごとふくめた,医療との関係性と皮膚病と人生の苦闘であった。

 あれはなんだったのだろう?と考えることがあります。

アトピーとは適切な治療が必要な単に病気であるならば,
仕事や生活に支障をきたすように精神論で我慢する必要はありません。非科学的なケアに費用を払うことに意味はありません。 非科学的な情報にまどわされて胃が痛くなったり、苦しんだり落ち込んだり、不信感を抱き続けることに意味はありません。

 私たちがただただ近代的で適切な治療を求めることは
人間として、現代人として当たり前のことです。

私は約10年間の精神論で我慢していた時期、目に見える費用コストは膨大にかさみました。
つらい期間の働けない時間の損失、友人、家族とのトラブル、自分自身の自信喪失、そしてなんと言っても毎日の強烈な精神的なストレスの影響は計りようもありませんでした。
 
例えば私の例ですと思い出せるだけで、

10年間に4回入院、 1回の入院が2〜3週間でした。
普通の病院、約15万×2
後半の2回は東洋医学漢方治療の病院に入院をしたので約25万×2
温泉湯治に述べ6ヶ月ほど行ったので180日×5千円
漢方治療を4年続けたので 1年間約30万×4
この期間の交通費やその他細かい経費は除いて。  
合計 約300万円でした。

ご多分にもれずにこの期間に○○○○スを買ったり、水治療をしてみたり、お風呂に入れる、ありとあらゆるモノを購入したり、民間の軟膏を買ったり、炭をかいつづけたり、 あげるときりがないですがたぶん軽く100万円は使っています。

もう何年もたっているので正確にはどのようにして費用を工面したかは覚えていませんが

前半戦はサラリーマン時代の僅かな貯金を食いつぶし、恥ずかしながら両親や親戚に治療費を援助してもらっていました。

後半はアルバイト(フリーとして仕事を知り合いにもらっていた)でした。
なにが一番つらいかというと、
精神論的治療は「ゴールのないマラソン」な事です。
ここが自分の人生で一番つらいときだ、ここを乗り切ればなんとかなると思えれば、、、。借金もできるし我慢もできるし、
スキーだ、友達と飲み会だ、恋人だ、仕事だ、結婚だ、などに目
もくれず治療に集中して頑張り、自分が食っていく最低限の仕事をすればいいのですが、
「治らない」「繰り返す」「毎日つらい」が何年も続くとほんとうに体の底からへとへとになりますし、生きている意味がわからなくなります。
「どうして自分はこんなに毎日つらいのだろう」と何年も考え続けました。
しかしゴールは見えないのです。

いま考えてみると、本当に無謀で危険な事をやっていたのだとつくづく思います。

ゴールは見えるはずもありません。走っている方向が最初から見事に間違っていたのですから。
 
闘病期に使った約300万円+社会生活ができなかった数年間の時間+精神的強烈なストレス,貴重な時間の損失+友人等の損失、精神的な傷。これらは私が起こしてしまった現実です。

現状を嘆いても,誰も助けてくれませんでした。
自分が患者ではない方の「○○○はアトピーにいいよ」という言葉も悪気がないだけにとても苦しいものでした。

病気には,適切な治療が必要だったのです。

お金はとてもたいせつです。海外の医療は日本の健康保険が使えません。高度な医療を受けるために加入している「保険」を上手に使うことはとても重要だと身にしみました。


posted by AA-J at 11:50| ---勉強会テキスト

2010年03月29日

アレルギー免疫治療検査シート

アレルギー免疫治療
Immunotherapy(allergy RUSH)


日本型アトピー治療勉強会テキスト9

花粉症というようなあやふやな定義ではなく,雑草、植物、木、針葉樹、広葉樹、カビ、ハウスダスト、ダストマイトなどあらゆる空気のアレルギーの因子について検査します。

*このシートは明石郁生の検査結果です。パソコンにダウンロードして拡大して見ると詳細が見られると思います。(ウインドウズは右クリック 名前を付けて画像を保存)

アレルギー検査シート

ドクターマセソンの指示の元,ドクターベイカーの病院で検査を行います。

そして検査に基づきビルドアップ治療をします。その後日本に自分のブレンドされたボトルを持ち帰り2週間に一度、かかりつけの病院等で注射(メンテナンス)を受けます。

すぐに効果のでる方もいます。1〜2年後に効果の出る方もいます。だいたい3年〜5年ほど行います。

アトピーの原因が空気のアレルギーであるならば,きわめて効果的です。

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posted by AA-J at 00:00| ---勉強会テキスト

2010年03月26日

アトピー治療とアレルギー治療は全く別の治療が必要

日本型アトピー治療勉強会テキスト8

日本ではアトピー治療とアレルギー治療は混在したような印象を受けますが、アメリカの医療では別々に考えられています。

アトピーの原因は患者さんの数だけと言っていいほど多種です。そのなかでアレルギーがアトピーの引き金になる人は多いと博士は言います。

AA-J注釈
アレルギーがないアトピー症状もたくさんあります。「アトピーの原因」のテキストを参照いただければと思います。

原因が違う炎症すべてに,ステロイド軟こうを塗ることは,その場しのぎの対処にしかならないのは周知の事実です。そして,原因を治療せずに,「炎症」にその場しのぎを続けることは「治療」ではありませんんね。そして,耐性がついてしまうために,その場しのぎにもならなくなりますね。


ドクターの資料から:

大きく分けるとアレルギーは
空気中にあるもののアレルギーと
接触性のアレルギーの2種類があります。
 
1.空気中にあるもののアレルギー
花粉、カビ、樹木、草花、土、ほこり、埃ダニ、ダニ、犬のフケ、猫のフケが人体にアレルギー反応を起こさせ、湿疹、かゆみ、喘息、そしていわゆる花粉症のような症状を起こさせます。これらのアレルギーは治療することが可能で、明石も2003年の4月にオレゴン州ポートランドで「Immunotherapy(allergy RUSH)」という治療を受けています。

2.接触性のアレルギー
肌に触るものゴムや金属、化学薬品等に反応を起こします。
この接触性アレルギーは治療をすることがかなり難しいとのことです。しかし、検査で自分が正確に何のアレルギーであると言うことが把握できれば、それらを避けることが可能になります。
判明したアレルギーの原因に、長期間触れないようにするとアレルギー反応がとても少なくなり、反応をほとんど起こさなくなるとの事です。

一般的なアレルギーを起こす物質と簡単に対処できる事を書きます。

ゴム:下着など布でカバーしていても、汗をかいた時や濡れた時には、水分に伝わって、肌にゴムの成分が付着し、赤く、痒くなります。

ニッケル:全ての金属に含まれていますが、100%ステンレススチールには含まれていません。ニッケルが含まれているかどうかを知るには、磁石を使い引っ付くものはニッケルが含まれています。金や銀も100%であれば大丈夫ですが18Kなどもニッケルが含まれています。

黒い色素:インク、新聞を読みながら、顔を触ったりして炎症が起こります。又、プリンターのインクはプリントする時に空気中にも混じるので、コンピューターのあるオフィスで仕事をされている方は気をつけないといけません。黒のソファー、革張りなどは、腿の後ろに等に汗を掻き、その水分を通して皮膚に炎症を起こすことが良くあるそうです。

ホルムアルデヒド:日本ではシックハウスと呼ばれているようですが、新築建材はもとより、新しいカーペット、家具などが原因となります。これらは、出来るだけ窓を開けてホルムアルデヒドを飛ばしてしまわないといけません。新しい服にもたっぷりと含まれています。必ず何度か洗って着用してください。縫い代の部分は、なかなか、消えにくいので、脇の下などが痒くなったり赤くなったりする場合もあります。お店で試着する際にも時には炎症を起こさせますのでご注意ください。

posted by AA-J at 00:00| ---勉強会テキスト

2010年03月25日

4,日本で混乱しているステロイド情報とは、、、?<4−4>

日本型アトピー治療勉強会テキスト8

4,日本で混乱しているステロイド情報とは、、、?
<4−4>


ドクターのお手紙から340人以上の日本人の患者さんを治療してきました。(2004年12月)

患者さんは子供から大人まで様々です。多くの人は日本の病院で長期に渡りアトピー治療を行ってきた方でした。

彼らはなんの改善もされないまま何十万ドルものお金を費やしていました。多くの方がたくさんのアトピー傷で全身を覆われていました。多くの方が一晩中体を引っかきながら、眠れないという経験がもっていました。

日本からの多くの方が肌の調子が 改善されることのない、けれど使わないと激しいリバウンドに襲われる、強すぎするステロイドクリームでの治療を日本で行っていました。

これらの患者さんのリバ ウンドは薬によって手におえない状態になっていました。
多くの方が精神的に追い込まれており、良い治療法を必要としていました。多くの方がアレルギーを持ってお り、パッチテストをする必要がありました。

アメリカでの治療によって、全ての人がその引き金となっていたものに気づき、自分自身を上手にコントロールすることが出来るようになりました。アトピーに最も重要とされる日々のスキンケア、引き金となる要因のコントロール、バクテリアのコントロール、かゆみのコントロール、急な悪化に対する認識などを学びました。
そして適切で科学に基づいた、正しいステロイドの使い方を
(副作用のない、また使用をやめてもリバウンドを引き起こさない)学びました。

日本のアトピー患者のみなさんへ

”アトピーの治療をステロイドだけでする訳ではありません。
水分を補給したり、アレルギーを見つけてその治療をしたりと医師が、患者さんの症状に合わせて、安全に薬を使うので「ステロイド治療」と言う言葉はアトピー治療にはあてはまりません。

どのような薬でも、投薬を安全に効果的に使うのは、医師の責任において、患者にダメージを与えることは最小限度にとどめおこなわれます。”

2004/12/9 ドクターマセソン
posted by AA-J at 15:16| ---勉強会テキスト

2010年03月24日

4,日本で混乱しているステロイド情報とは、、、?<4−3>

4,日本で混乱しているステロイド情報とは、、、?
<4−3>

日本型アトピー治療勉強会テキスト7

ドクターの資料から

*内服(注射及び飲み薬)の「ステロイド」は基本的に患者さんが
超ステロイドを長期間使用た後のリバウンド、炎症を押さえるため(短期間のみ=ショートバースト,これは治療ではなく原因をさぐりダメージを受けている皮膚を再起動させるために行うレスキューです。)に使用される以外は使用されません。

適切な使用での、内服(注射及び飲み薬)のコルティコステロイドは、安全にかゆみを止めて(痒い→かきむしる→もっと痒い)の悪循環を押さえアトピー性の炎症を押さえ、そして皮膚に回復の時間を与えます。それは皮膚を安定させる方向へ導きます。これらのコルティコステロイドは迅速に働き、皮膚の回復に伴い服薬量を減少させていきます。

深刻な副作用は長期に渡る内服のコルティコステロイドの継続的な使用でのみ起こります。副作用は序々蓄積し、身体の事実上すべてのシステムに支障もたらすかもしれません。
(日本での、体に浸透するタイプの塗り薬を長期に広範囲に使用すること、飲み薬を長期に処方することなどはアメリカでは決してされておらず、すでに論外の使い方のようです。補足 AA-J)

短い期間に使用される場合には(4週間未満のそれらは許容範囲であり)深刻な副作用は起こりません。医学に沿った適切な長さの期間、または定期での使用は体内に蓄積または、副作用は起こりません。

*内服(注射及び飲み薬)の「ステロイド」は基本的に患者さんが
超ステロイドを長期間使用た後のリバウンド、炎症を押さえるため(短期間のみ=ショートバースト,これは治療ではなく原因をさぐりダメージを受けている皮膚を再起動させるために行うレスキューです。)に使用される以外は使用されません。

アトピー性皮膚炎患者が炎症、かゆみ等の症状が低くなるにつれて
(または症状が内服(注射及び飲み薬)ステロイドを必要としない場合)内服(注射及び飲み薬)ステロイドの必要性は少なくなります。

私の過去20年間のアトピー性皮膚炎治療において、内服(注射及び飲み薬)ステロイドの適切な期間の使用での深刻な副用を経験した患者は皆無です。私は個々の患者に薬品服用させることにおいて、期間、安全のためのインターバル、分量、配合等、非常に注意をはらいます。

どのような効果的なツール(道具)でも、どのように適切に使うかを知っていることに安全のキーがあります。

これらの薬物は恐れる必要はないですが、適切な使用法が重要です。それらがアトピー性皮膚炎の治療においても重要なのです。
posted by AA-J at 18:32| ---勉強会テキスト

2010年03月23日

4,日本で混乱しているステロイド情報とは?<4−2>

日本型アトピー治療勉強会テキスト6
<4−2>

ドクターの資料から
単語「ステロイド」は、実際、共通な中心の分子構造を共有する1グループの化学薬品を指しします。このグループは、男性および女性のホルモンとコレステロール、そして様々な種類のコーチゾン(コルティコステロイド)含みます。

副腎は、毎日身体の機能に必要なコーチゾンを分泌します。分泌されるより少し多めのコーチゾンの使用は炎症を押さえるだけでなく、炎症を未然に防ぐ効果があります。

それは、注射、飲み薬、クリーム、塗り薬として使用されます。
コルティコステロイドまたは「ステロイド」のクリーム、軟膏およびローションは、その効き目の強さと浸透性において幅広く様な用途のものがあります。それらは、皮膚のタイプ、様々な皮膚病、
および様々の皮膚部位等によってそれに適切な用での使用を指示されます。

最も穏やかな効き目の物では(たとえばハイドロコルチゾン)は皮膚への浸透性は低く、また吸収されにくく、頻繁に安全に赤ちゃんの皮膚を含むどのような皮膚にでも使用することができます。

最も強力な、clobetasolなどの「超ステロイド」製品は深く、皮膚に浸透し、身体に吸収されます。それらを顔面または、皮膚の薄い部位に使用はすべきではありません。なぜならそらのステロイドは
皮膚をさらに薄くしてしまうからです。これらのステロイドを広い範囲で使用すべきではありません。なぜなら非常に浸透しやすく、体内に吸収されやすいからです。

また、これらのステロイドを長期間にわたって使用すべきではありません。なぜなら副腎の抑制を起こし体内でのコーチゾン生産が行われなくなるためです。 また、継続的に使用するとには、アトピー皮膚炎がステロイドに対して抵抗力をつけてしまいます。
さらに、これらの超ステロイド服薬をやめるとに、リバウンドによってアトピー性皮膚炎がこれまでより悪化します。これらの超ステロイドは長所よりも短所のほうが多いため、アトピー性膚炎の治療には使用すべきではありません。

0.025%から0.1%までの濃度のtriamcinolone、acetonideなど
(前出の強力「ステロイド」よりも穏やか)一般的「ステロイド」製品は、皮膚に深く浸透せず、身体にも多量に吸収されません。 従って、それらは、アトピー性皮膚炎の治療において頻繁に安全に使用されます。

それらは「パルス」法に基づき必要なエリアにインターバルをあけて使用されます。これらの薬品は治療に有効な薬品に対してのアトピー性皮炎の抵抗力を和らげます。
 
過去25年間以上の間、アメリカ合衆国の数千人の患者がこれらの一般的「ステロイド」薬品によって効果的に、安全に治療されています。適切な薬品を適切な方法で使うことが最も重要です。

医師は、これらの貴重な製品の、適切で安全な使用を患者に教えなければなりません。注射および飲み薬の形式のコルティコステロイドは、アトピー性皮膚炎の治療において使用されます。


AA-J 特記
マセソン先生は,日本型アトピー患者さんを診察し,必要があればステロイドを使うことがあります。「全員に一律にステロイドを使う治療をする」ということとは全く異なります。

それほど,日本型アトピー患者さんの症状は,さまざまなヒストリーにおいて(アトピー本来の病態よりも,繰り返すリバウンドや間違ったスキンケア,非医学的な民間療法からのダメージなど)難治化しており,皮膚や内科的にレスキューしながら治療をすすめなければいけないほどシリアスな状態の方がすくなくありません。(10年前の私もそうでした)

ゆえに,患者さん個別に診察,治療方針が大きく異なることがあります。また,重要な点として,患者さん個別のアトピーの原因を特定し治療をすすめますので,

1,バクテリア型 
2,空気のアレルギー
3,接触性アレルギー
4,ヘルペスなどのウイルスの影響
5,女性特有の湿疹など
6,感染症
7,その他

たとえ,ステロイド軟こうを使うとしても,上記の原因治療の「補足ツール」としてのみつかわれるのです。

上記1〜7の炎症どれであっても,「この軟膏を使って様子を見てください」という指示を出すこととは全く異なるのです。
posted by AA-J at 14:18| ---勉強会テキスト

2010年03月19日

4,日本で混乱しているステロイド情報とは?

日本型アトピー治療勉強会テキスト5
4,日本で混乱しているステロイド情報とは?4−1

私(明石郁生)自身、日本でのステロイドの治療及びリバウンド症状には、死の淵を彷徨うほどの体験を長い間しました。みなさんのご心配について十二分に理解しています。

マセソン先生のアトピー治療では「ステロイドの軟膏を処方するのみ」のことを「治療」とは言いません。

患者のバクテリアの量と質を判断して適切な治療をします。そのバクテリアを退治する適切なお薬を用い、同時に皮膚を治療して、かゆみを完全に止めます。

ステロイドを使うかどうかは医師が判断します。患者さん全員に使うわけではありません。

しかも、ステロイドの質は日本と全く異なります。強度ではなく浸透度が遵守されます。

ドクターマセソンは日本の患者さんを診察されて、そのあまりにもずさんなステロイドの質、使い方がゆえに引き起こされている皮膚炎を理解することができません。

それほど異常かつ研究が遅れていると考えます。また、誤解を恐れずに書きます。
「アメリカのアトピー治療」=「ステロイドの治療」ではありません。

また、ステロイドの治療を私の体験としてお奨めしているのではありません。これらを使うのは(最新の体に浸透しないステロイドですが)医師の判断です。全員の患者さんに使うのではありません。
医師が治療に必要と判断した場合のみですとドクターは言います。
もし、アメリカで日本のような(過去の私のような)副作用があれば、たとえ教授クラスのメディカルドクターでも訴訟をおこされ敗訴すると考えます。アメリカはその点には大変厳しい国です。
posted by AA-J at 14:47| ---勉強会テキスト

3,かゆみの原因バクテリアとは?

日本型アトピー治療勉強会テキスト4

ドクターの資料から
バクテリアの影響は、空気中からの感染ではなく接触性の感染です。そのバクテリアは最初、鼻の中で増え始めます。

ほとんどのアトピー患者はStaph aureus(スタフ オーラウス)バクテリアによって外皮と鼻孔が侵されています。

私が治療した日本からのすべての患者は、ポジティブで高い数値の
Staphaureu(スタフオーラウス)が、外皮と鼻孔からみつかりました。このバクテリアは、血流に循環し、皮膚炎を悪化させて、かゆさを増大させるexotoxin(エクゾトキシン)を生産します。アトピー性皮膚炎において、Staphaureus(スタフオーラウス)を減らすこと、取り除くこと等はコントロールすることが可能です。

また、Staphaureus(スタフオーラウス)は、アトピー患者の炎症を起こしている外皮に極めて容易に入り込みます。

私は効果的な飲み薬の抗生物質を短期間使用します。そして毎日、抗菌性の軟膏を短期間、鼻孔へ使用します。
鼻孔がStaphaureus(スタフオーラウス)の好きな貯蔵所であり、手と常に接触して、鼻孔で増殖します。従って、鼻孔は治療する重要な場所です。

posted by AA-J at 13:48| ---勉強会テキスト

2010年03月17日

1,なぜ日本で治らなかったか?

日本型アトピー治療 勉強会テキスト2

1,なぜ日本で治らなかったか?

「治療が的はずれだからだとおもう。」

私は18歳で「成人型アトピー」と診断されて30代まで4回入院した。温泉湯治も長期におこなった。ありとあらゆる民間療法も自宅でおこなった。

アメリカのアトピー治療では、
●かゆみや炎症の原因の治療をせずに、表面(皮膚)に塗り薬(ステロイド)を塗ることは治療とはいわないとドクターは言う。

日本で私が受けてきた治療は、体の中のかゆみの原因を治療せずに、表面からかゆみや炎症を抑えようとするので、体の中に浸透するタイプの「旧来のステロイド軟膏」を使用する。

周知の事実通り、それでは、体の奥底から来る「かゆみ」を抑えることはできない。しかも、広範囲に長期間、体に浸透するタイプのステロイドを塗ることはたいへん危険な副作用を起こす可能性があるし、塗ることをやめたとたんに、激しいリバウンド症状が起こることがわかっているので、アメリカでは、検証結果に基づいて、
使用されるべきではないと明確にインフォメーションされているとドクターは言う。

それでは、なぜ私が成人型アトピーを発症して受けていた治療(?)が23年たった今でも日本では続いているのか?
これは日本独特な事で、アメリカのドクターにも私たちにも分からない。

さらに、日本では混在したように考えられているが、
アトピーとアレルギーは全く別の治療が必要であるとドクターは言う。
アトピー症状が顕著なときアレルギー検査をしても正しい数値は確認できないのだ。適切な治療をした上でアレルギーについて検査治療することが大切で、それ以前に、必要以上にIge等の数値に神経質になったり、食事を制限したり、非科学的な事をし、生活に制限をする事は全くないともドクターは言う。もちろん何かを食べたらすぐに影響がでる等の特別な場合は別であるが。
posted by AA-J at 00:00| ---勉強会テキスト

日本型アトピーは適切な治療を必要としている病気

日本型アトピー治療 勉強会テキスト1

アトピーアソシエイションジャパン設立時からドクターに頂いた資料を元に各地で勉強会を行ってきました。その内容は,フィラグリン,ハイターのお風呂,アレルギー免疫療法,ステロイド,ヘルペスのお薬,感染のお薬などなどすべて,臨床において実証と変化を経ています。「医療は進歩するものである」とのドクターの言葉がいつも新鮮に伝わります。また,臨床結果を追いかけるように発表される学術的な論文等もドクターは毎年,見せてくれます。アメリカの医療は患者の治療を先に考える「サービス業」でありだからゆえ医療従事者も切磋琢磨を求められ,治療において患者は守られ,優先されると言う普通の事実におどろきます。

■ 日本型アトピー治療 勉強会テキスト カウンセリング/勉強会 資料 

目次:
1,なぜ私は日本で治らなかったか?
2,なぜアメリカの治療は治すことができるのか?
3,かゆみの原因バクテリアとは?
4,アメリカの「ステロイド」と日本のステロイドの質と戦術の違いとは?
5,アトピーとアレルギーは別の治療を必要としています。
「アトピーを治して自分らしく生きる」
「必要以上に苦しんだり、がまんする必要はないのです。」

アメリカでは「アトピーは適切な治療を必要としている病気」です。私のように適切な治療で治す事ができます。症状がつらいのはあなたのせいではありません。必要以上に苦しんだり、がまんしたり、自分を責める必要はありません。

科学的な情報を学んで対処すればよいのです。
私がこの活動を行っている理由は、過去私のように治らずに、生活と仕事に甚大な支障を抱えて苦しんでいる方が多く存在するという事実をだれよりも知っているからです。

挙げ句の果てには日本でアトピーは「生活習慣病」「環境病」「奇妙な病気」と称されて患者ははれものにさわられるような扱いを受けて、孤独でひとり苦しんでいます。

こんなバカげた話はありません。
自分らしくアトピーを治して、あなたの、長年あとまわしにしていた才能を開花させようではないか。

そして、その喜びを回りの人に分かち合おうではないか。
私の体験や渾身の情報があなたをサポートすることを祈る。

アトピーアソシエイション ジャパン  代表 明石郁生


いつものお願いになりますが、勉強会にあたって下記の同意をお願いいたします。

1,資料の内容、明石の話す内容は明石自身が治療し完治した体験情報と10年間マセソン博士に学んだアメリカのアトピー治療情報です。しかしながら本勉強会の主旨は医療行為が目的ではありません。もし、治療をご検討の方は自己責任でお願いいたします。

2,カウンセリング/勉強会は、過去の私のように日本で治療をしているのにも係わらず症状が著しくつらく、生活や仕事を楽しむことができない方や適切な治療情報を模索している方にひとつの選択肢になるように内容を構成しています。
  
主旨:「アトピー」について正しく理解すること。「日本型アトピーの支障について探求すること」アメリカの(世界の)「アトピー」治療を正しく理解すること。セルフケアの重要性を正しく理解すること。「アトピーを治し自分らしく生活、仕事をすること」

したがって下記のようなご質問や議論については主旨への集中、
参加者の時間の節約という点からご遠慮頂くことがあります。

   a.日本のステロイドの功罪、日本の医師の糾弾等
   b.民間療法や他の治療法の良し悪しの議論またはセールス
   c.日本の医療監督機関の糾弾等
   d.マセソン博士へのプライベートな詮索等

私の伝えたいことは、「まず自分自身を治そう。」「もうがまんするのはやめよう。」ということ、あれこれ情報に惑わされるのはお金と時間がもったいないということです。医療先進国の情報はすべて開示されています。医療先進国の近代的で高度な医療を患者が望むことはあたりまえのことです。

私たちは営業会社なではないのでこちらから売り込みなどはいっさいしませんのでご自身のペースで納得できるよう質問をして学んでください。

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posted by AA-J at 00:00| ---勉強会テキスト